関東八十八ヵ所巡拝の旅、三十日目

朝一で向かったのは、映画「のぼうの城」の舞台となった、
忍城(おしじょう)。

残念ながら、お城は取り壊されてしまって、
これは、昭和63年(1988)に復元された御三階櫓(おさんがいやぐら)。

向かいの郷土博物館では、行田の街の歴史がさまざまな形で展示されています。
御三階櫓にも上がることができ、
なかにもいろいろな展示があります。
3階からは街の展望が見られ、
天気がいいと、この方角からは、富士山が見えるそうなのだけど…

今の時期だと、菊の花も見事です。



お昼は、このお城のすぐ近くにある小さな食堂で、
ゼリーフライ

ゼリーフライ、と言っても、ゼリーを揚げたのではなく、
おからを混ぜたコロッケのようなものです。
銭型のフライ、がなまって、ゼリーフライになったんだとか…。
ずいぶんなまったね〜!
味は、腹もちのいいコロッケ、っていう感じで、
なかなかおいしかったです。
うちで作ってもいいかも!

そしてこちらも、ご当地B級グルメの、
焼きそば入りフライ。

こちらでは、具の少ないお好み焼きのようなものを、
フライと言うみたいです。
かなりヒロシマお好み焼きと言う感じ。
中の焼きそばは、普通のソース焼きそばでした。




食後は、少し車を走らせて、

特別霊場 「西光寺(さいこうじ)」

関東八十八ヵ所巡礼は、20周年を迎えるので、
今日、11月1日から来年の10月31日まで、
特別なご朱印と、お姿ももらえるそうです。
このお寺に来たのは、私達が最初だったそうです。

こちらでは、ここだけで八十八か所巡りができると言う、写しの霊場もあります。

また、名刺を備えると、商売繁盛がかなうという、
めずらしい酒樽の中に祀られた大黒天も。




夫の希望で、近くにある、酒蔵直営の酒屋さんへ。
ちょうど、団体さんが来ていて、お店のご主人が、
「いろいろ説明や試飲もできますので、
よろしかったら、ご一緒にどうぞ」
と言ってくださって、
私達も見学、試飲(夫だけ)させてもらうことに。

私は蔵の前の井戸水だけ。
オレンジのコップは、昨日MKK先生にいただいたハロウィンの
お菓子と一緒に入っていたもの。




今夜の宿は、「竹取物語」。
秩父の農村の中にある、隠れ家的なお宿です。
表は小さな民家のようでしたが、中は、

とってもおしゃれで、奥行きのある、きれいな宿です。

お部屋も広々。

着るものも、サムイか浴衣かを選べるし、
可愛い足袋型の靴下も選べます。
お風呂セットも、とってもかわいくて気が効いてます。
カギを2本くれるのも助かります。
男女別々にお風呂に入ると、カギを持ってる方は、早く出ないとならないけど、
これなら気にせずにゆっくりお風呂に入れるもん。

お部屋には、こんなお裁縫セットや、
ずらりと並んださまざまなアメニティも、女性には嬉しいかも〜!

部屋に置いてあるグラスまで、
職人さんの作った、手作り吹きグラスです!!


その上、食事がとても工夫されていて、おいしかったこと!





無理やり高級な魚介類等を取り寄せたりせずに、
できるだけ地元の食材を、手間暇かけて、
上手に調理して出してくれていました。
イワナの卵の醤油漬けとか、今の時期しか食べられないものも、嬉しかった!
夫も私も、過去最高くらいに満足度が高かったです。






人気ブログランキングへ