関東八十八ヵ所霊場巡拝の旅、五日目「聖眼寺」「観音院」

宿の朝食。

実は残念ながら、あまりよく寝られませんでした。
エアコンなしでも十分涼しかったのはいいのですが、
階下からなのか、さらにその下の別のホテルからなのか
石油のようなガソリンのような匂いが窓から入ってきたのです。
あまりに臭いので、夜中に窓を閉めましたが、
それでもにおいが部屋にこもってしまい、
朝起きた時に頭が痛くないのが不思議なほど。
建物が古いのもギシギシいうのも構いませんが、
このにおいには閉口しました。

お風呂も岩風呂で温泉自体はよかったのですが、
3つある蛇口のどれか一つが使われてても他のの出が悪くなる。
他に誰も使ってなくても、隣の男湯で使っていると悪くなる。
ほとんど苦笑しながら(めちゃくちゃ冷たい)水を浴びたりしていましたが、
娘いわく
「いつもたっぷりお湯が使えるありがたさがよくわかった!!」
良かったね!

駐車場にいて人懐こいおばあちゃん犬。


駐車場の近くから遊歩道が出ています。


 

下では川が流れているようなので沢に下りてみたかったのですが、
どうやらかなり川の上にかかった橋を渡って、山道を歩くコースのようだったので
途中であきらめて戻ってきました。




 

第九番霊場「聖眼寺」。

こちらでは樹齢150年ほどの大きなモミジの木があり(写真右)、
11月末には真っ赤になるそうです。
これほど大きなモミジの木で、きれいに赤くなるのは珍しいそうです。
その頃また来なくちゃ?

こちらのお寺の奥さん(?)は、私達3人にお菓子とかわいい下駄のストラップをくれました。
今まで九か所巡って初めての事です。
ありがとうございました。




お昼はうなぎ!
桐生市内の「泉新(いずしん)」。
焼き方がとても芳ばしくておいしかったです。
娘も久々のうな重(本人覚えてなくて初めてだと思ってた)に
大喜びでした。


その店から500メートルほどのところにある
「天然染色研究所」という
織物と染色が体験できるお店に行ったのだけど、
事前予約が必要ということで、
同じく数分のところにある
「桐生織物記念館」へ入ってみました。
(写真撮り忘れた!)
昔の機織り機や、いろいろな織物の見本があって
昔の技術や織物のデザインの美しさに見とれました。
機織り機の仕組みについてのビデオも流れていましたが
素人にはちょっと難しかったです。
1階にはおみやげ屋さんもありました。
和洋様々な織物が並んでいて、アウトレット商品とか
お手頃な物もありました。



 

第十霊場「観音院」

こちらでもかわいい猫ちゃん発見。




 

八十八か所霊場ではありませんが、近くにある
「桐生天満宮」にも立ち寄ってみました。
すると境内で、先ほど行った「天然染色研究所」のおじさんが
お参りに来ていて、
「ここは建物の裏側の彫り物が素晴らしいからぜひ見て行きなさい」
と勧めてくれました。
右側がその写真です。
おそらく修復されていないので、かなり傷みが激しく、
色も落ちてしまっていますが
細やかな彫刻がびっしりと全体に施されていて
作られた当初は日光の東照宮のようだったことでしょう。





 

帰りは大田にある道の駅に寄りました。
いつも私のブログを訪ねてくれるiireiさんこと森下さんの地元です。
左の恐竜は太田市で毎年行われるらしい
かかし祭りに出品された作品のひとつだそう。

またまたお野菜や飲むヨーグルトを買いました。





夕食は帰り道の途中にあったココスで。
娘は昨日食べた「ひもかわ」が気に行ったらしく
もう一度食べたがっていましたが、残念ながら方向違いだったので。

今回、若い子にはつまらないんじゃないかと心配していましたが、
けっこう娘も楽しんでくれて、たった1泊2日とは思えない
盛りだくさんの旅行になりました。