朝から自宅待機でした。
実は、昨日バイト先から帰宅したら、
いつも日曜日は夕食を作って待っていてくれる夫が
階下のキッチンにいない…。
なんだか胸騒ぎがして2階に行ってみたら、
ベッドルームの床で夫が倒れていました。
意識はあるのだけど、動けないというのです。
一瞬、ぎっくり腰かと思ったけど、
どうも呂律もまわっていない。
立つことも起きて座ることもできない。
水を飲みたいって言うので、
大慌てで水を飲ませて、
救急車を呼びました。
一緒に救急車で受け入れてくれるっていう大学病院へ。
めっちゃガタゴト揺れて、
私の方が気持ち悪くなっちゃいました。
救急士さんに「大丈夫ですか?吐きそうですか?」
って心配されちゃいました。
病院に着いたら、ずっと待合室で待たされて、
途中、簡単な説明があって、さらに待たされ…
6時過ぎに救急車で運ばれて、
やっと夫に会えたのは9時頃。
脳出血でした。
出血量は多くないので手術などは必要ないのだけど、
場所が悪くて、
顔面から下肢まで、
左半身に麻痺が出てしまいました。
ともあれ、頭はしっかりしています。
回らない口で
「ごめんね…心配かけて…」
「いいよー、死ななくてよかった!」
もちろん本人は本当に怖くて辛いおもいをしているだろうし、
先生や看護師さんたちは、とても慎重に
私を気遣いながら話をしてくれるけど、
私はそれほどは悲観していません。
もちろん、一人ひとり症状はちがうけど、
ブログのお仲間で、旦那様の介護をされている方や、
リハビリされて日常生活はなんとかなっている人もいますし、
義妹の夫も2016年に脳出血で倒れてしまったけど、
今は不自由ながらも穏やかな生活をおくれているから。
この数カ月、本当に忙しそうで、
毎日クタクタだった夫のことが心配で、
「仕事減らせないの?」
「人手不足でどうにもならない…」
と何度話していたことか!
過労死とかされちゃうんじゃないかと心配でした。
だから、いつ引退しても私は良かったのです。
昨夜帰るときも「危ないからタクシーで帰るんだよ」
って、私の心配をする夫。
やさしい夫のままなら、
体が多少不自由でも、
しあわせに暮らせると楽観しています。
とはいえ、今日は
大学病院からの連絡で、
早速、次の地域医療病院へ転院するので、
着替えや入院荷物を持って、
一度大学病院に来てくださいと言われ、
モールに寄って、
指定された寝間着や靴などを買って
大学病院に向かい、
着替えさせて、
夫は救急車で、
今回は私は同乗できないということなので、
自分の車で、
昔、娘が耳の手術をした病院に行きました。
うちからでも車で20分くらいの病院なので助かります。
大部屋は空きがなくて、とりあえず個室になりました。
夫は仕事が気になるらしく、
あちこち得意先に電話で事情を伝えてくれとか
急ぎの書類はカバンのポケットのUSBに入っているから
同僚のMさんへメールに添付して送ってくれ…
あれやこれやと、こき使われた~!
まだまだ仕事する気なのかな…
今日は入院初日で、先生、看護師さん、
薬剤師さん、ソーシャルワーカーさん、
リハビリの理学療法士さん、事務方さん…
いろいろな人の説明もあったし、
山ほど書類を書かされたので、
面会時間を無視して、夕食直前(6時)までいられました。
「明日からは30分だけです」
夫は、
「君は何かおいしいもの…お寿司でも食べて帰りな」
って言うけど、
お昼にチャチャッと作ったチャーハンの残りで夕食。
ひとりだと、こんなもんよ。