最後のレッスンとマーガレットの映画

先日、機内で観た

ジョンファーナムのドキュメンタリー映画のことを

書きましたが、

もう一つ、良い映画を観たので、

その感想も書いておきます。

機内でなんの映画を観ようかなぁと思ったとき、

ブログのお仲間、SPYBOYさんのブログをちゃんと読み直しておけば

良かったなぁって後悔しました。

私が映画を選ぶ基準は、

あまり怖かったり、エキサイティングなのはイヤ

(肩に力が入って、めっちゃ疲れちゃうから)

深刻だったり、悲しかったり、暴力シーンの多いものはイヤ

…ってことで、なんとなくこの映画を選びました。

 

「Are you there God? It's me, Margaret」


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主人公の11歳マーガレットがめちゃくちゃかわいい女の子なのです。

夏休みのサマーキャンプから戻ったマーガレットは、

お父さんの転勤で田舎に引っ越すことになると聞いて、

友達や、父方のおばあちゃんと別れるのが辛くて、祈ります。

"Are you there God?  It's me, Margaret"

「神様、そこにいますか?マーガレットです」

最初は都合のいいことばかりお願いしている子どもだなぁなんて

思って見ていたけど、

引っ越し先でできた友達や、クラスメイト、

思春期独特の恋愛だの体の成長だの、

近所の気になる男の子だの。

そうそう、女の子って大変なんだーって、思い出しながら、

でも日本の女子はこんなにあけっぴろげじゃないなぁ…。

 

引っ越して離れてしまってからも、

大好きなおばあちゃんに会いに行って

おしゃれして、お芝居に連れて行ってもらったり、

日曜の礼拝に行ってみたり、

優しくてかわいい女の子なのです。

冬休みには、そのおばあちゃんとフロリダで過ごすことを

楽しみにしていました。

 

それで、ふと気が付くのです。

「パパ方のおばあちゃんとは仲良しだけど

 ママの方のおばあちゃんおじいちゃんはどうしているの?

 どうして私は会ったことがないの?」

仲良しのパパとママだけど、

2人は宗教が違うので、

それが原因で、結婚した時にママは実家を勘当されていたのです。

でも、マーガレットの言葉で、

結婚して以来初めて、両親にクリスマスカードを送ることにしました。

すると、クリスマスに急にママの両親が訪ねてくることに。

マーガレットは大好きなおばあちゃんとフロリダに行きたいのに…

”Are you there God?  It's me, Margaret"

 

自分の悩みなんかわからないと思っていたクラスメイトが

彼女ならではの悩みを抱えていたり、

友達だと思っていた子に

ウソをつかれたり。

二つの宗教に挟まれて悩んだり。

マーガレットの成長が描かれていて、

この子がどんなふうに育っていくのか

観てみたい…という気にさせられました。

 

マーガレットのお母さん役はレイチェル・マクアダムス

どこかで観た女優さんだなぁと思ったら、

「君を読む物語」の女優さんだった。

夫が大好きな映画です。

(SPYBOYさんもお好きな女優さんでしょう?)

今回は、美術の先生で、

可愛くて優しい、頑張り屋のママを演じています。

 

70年代のアメリカの映画だと思ったら、

作られたのは最近だそう。

 

 

今日は、チョコレートクリームケーキに苺を乗せて、

美容師さんたちの最後の英語のレッスンに行きました。

7年半教えていた英会話のクラスだけど、

今日が最後となりました。

みんな美容師さんとしてもあちこちで賞を取ったり、

優秀な技術者さんたちだけど、

人としても本当に素敵な、

いい若者たちでした。

何人かは、かなり話せるようになったけど、

あまり上達しなかった人もいて、

もっともっと英語が話せるようにしてあげたかった!

Let's get together soon!

 

夫が迎えに来てくれて、

そのまま夕食。

 

美容師さんたちがくれた

お花とふかふかのショール。