関東八十八ヵ所巡拝の旅、二十九日目「龍泉寺」、「正福寺」、「長善寺」

ホテルのビュッフェスタイルの朝食を食べて、早めに出発。


深谷市出身の、渋沢栄一ミュージアムへ。
田んぼの中に立派な建物があります。
入場無料です。

第一国立銀行を作ったり、数百に及ぶ、さまざまな企業の設立にかかわった、
日本の資本主義経済の父とも言われる偉人です。
商業のみならず、人の幸福のために働くことを自分に課して、
女性の地位の向上のために日本女子大の設立にも尽力したそうです。

富岡製糸場の設立にも関わり、
西洋の技術をとりいれた、西洋風の建物を建てるために、レンガを作り始めたのも、
渋沢栄一や、尾高惇忠、韮塚直次郎で、
そのレンガは、さまざまな歴史的建造物に使われ、
東京駅のレンガも、そこで作られたそうです。
だから、深谷の駅も、東京駅のようなレンガ作りの建物だったんだ!!


そこから車で数分の、渋沢栄一の生家、中の家(なかんち)へも行きました。
大きくて立派な農家で、
池をとり囲むように、屋敷と蔵、店舗(藍玉の販売)兼事務所等が立っています。

それで、ミュージアムの入り口に、藍の木が植えられていたみたい。

母屋の屋根に小さな屋根が付いているのは、蚕を飼っていた農家の特徴で、
冬にも蚕のために火を焚いて暖房していたので、
通風のために、そういう屋根になっているそうです。
(残念ながら、中には入れなかったけど)



その後、日光東照宮も彷彿とさせるという、国宝、妻沼昇天山歓喜院聖天堂へ。


本堂へのお参りは、普通にできますが、
本堂の周りの彩色された彫り物をみるためには、入場料700円を支払います。
ちょうど、ボランティアのガイドの方が、
詳しい説明をしてくれました。
確かに、エキゾチックな彩色が施された本格的装飾建築で、
「埼玉日光」とも呼ばれるそうです。
八十八か所巡りの最初の方で訪れた、群馬県の「桐生天満宮」も 2012-09-17 - 明日もいい日和
綺麗に修復されたら、こんな風になるんじゃないかと思いました。

ところが、よくよく調べてみると、
この歓喜院は、関東八十八ヵ所の最後の札所ではありませんか!

車の中に、ご朱印帳を置いてきてしまったし、
やっぱり締めくくりに来たいので、
こちらは再度訪れることにしましょう。




午後、次の札所を訪ねる前に、昼食をとれるところを探しながらドライブ。
ちょっと素敵なお店を見つけたので入ってみました。

「おやさいだいにんぐ umauma no ki」

お探しの店舗のページはありませんでした

グリル野菜たっぷりのチキン料理もおいしかったし、
有機栽培コーヒーも、
チョコレートでお皿にカワイイ絵を描いてくれたデザートも
大満足でした。





第83番札所「龍泉寺(りゅうぜんじ)」




第84番札所「正福寺(せいふくじ)」




第85番札所「長善寺(ちょうぜんじ)」





やっぱり、無人のお寺や、
愛想のない対応が多い…。

昨日の居酒屋さんや、
ランチのお店も、
料理はおいしいんだけど、
今一つ対応が、(特にひどいわけではないけど)そっけない…。
関東の中で一番冷たいかも…。


帰りは道の駅を探しながらドライブしたけど、
どうも、埼玉は、あんまりお野菜が安くない…。
特に変った野菜も売っていないし、
途中で夫と運転を代わって、帰ってきました。
やっと私も運転ができるくらい、
体の痛みが楽になってきました。
おとといくらいまでは、右足も痛くて、運転する自信がなかったけど、
今日は、右足は運転には支障がないくらい痛みもとれたし、
胸も、深呼吸をしても、ほとんど痛くなくなりました。
心配してくださった方々、どうもありがとうございました。



夜は、船橋のタイレストランを目指して、近くの駐車場に車をとめました。
そうしたら、お目当てのお店は、満席…。
仕方なく、すぐ近くの別のタイレストラン「アユタヤ」へ。
こちらも、すっきりとした味付けの、おいしいお料理が食べられます。



なぜか、まだパソコンに画像がとりこめません…。
昨日の何枚かは、ipadで撮った写真をそのままipadで編集したから載せられたけど、
今日撮った写真は、携帯で撮ったので、編集できない…。
(10月8日、アップロードできました!)








人気ブログランキングへ