花園神社野外劇場「廃墟の鯨」

 

ブランチを食べてからうちを出て、
東京駅に新しくできた、「Grand Roof」に行ってみました。

それなのに、夫はすぐお腹が空いたと言って、
ワッフルやさんへ。

私はもともと甘いものはそんなに好きではないし、
お腹もすいていなかったので、ミルクティだけ。
コースターが蓮根みたいでかわいいです。


2階の広々としたバルコニーにも出られます。
でも、今の時期、暑いのでほとんど歩いている人はいませんでした。
ベンチもおしゃれだけど、だれもいない…。

このバルコニーから、大丸デパートに入って、
少しぶらぶらしました。
東急ハンズも入っているので、
雑貨や調理器具、ちょっと珍しい食材、それにマニキュアを買いました。


新宿に移動して、
甥っ子と待ち合わせて、「プロント」で軽くパスタを。


花園神社へ。
この神社の境内には昔から小さな(といっても250人収容だそうです)
野外劇場があります。
ちゃんとした壁もなく、土間に木造で作られているような
ベンチと言うか、台が組まれています。
舞台の向こうには普通に新宿の街がみえます。

今回の舞台は、劇団椿組による、「廃墟の鯨」。
戦後、焦土と化した街で、懸命に生きる、
復員兵、やくざ、娼婦、名も無い人々の姿を描いた作品です。

悲しいお話、暗いお話、暴力が出てくるようなお話は苦手な私ですが、
夫の知り合いのお嬢さんが出演しているのと、
この野外劇場に興味があった甥っ子に連れられて観に来ました。

悲惨な時代を生きる人々の様子が、
力強く、時に悲しく、時にユーモアを持って、描かれていて、
とてもいい舞台でした。
新宿の街の空気がそのまま入ってくるこの劇場では、
舞台と客席が一体感を感じられるような
不思議な感覚もありました。

観に行ってとてもよかったです。



夕食は、タイレストラン、「バンタイ」へ。