餃子の作り方、焼き方

以前ブログのお仲間から、
「餃子を包んで焼く間に餃子同士がくっつきませんか?
てんこ盛りの餃子、くっつかずに焼けますか」
みたいなご質問をいただいたので、
私なりの餃子の作り方、焼き方をご紹介します。

 海老水餃子の作り方はこちら→2014-04-11 - 明日もいい日和



うちでは以前は普通の包み方で餃子を作っていたのですが、
手荒れもするし、数が多くて時間のない私は
最近では焼き餃子はもっぱら棒状にクルンと包むだけです。
この方法だと、具も倍くらい入れられ、
ずっと短時間で包むことができます。
バネ指の現状では普通の包み方だと作れないけど、
これならなんとか作れます。
水餃子を作るときは普通の包み方にします。

これは今回の餃子の写真ではないのですが、
ま、だいたいこんな感じです。
キャベツや白菜を入れるときは、茹でても生でもいいのですが、
茹でた場合、水気はきっちりと絞ります。
具がびちょびちょだと、包んでから焼くまでの間に餃子同士がくっついてしまいます。
具は毎回テキトーですが、
基本は、豚肉1:野菜1:キノコ1、くらいです
野菜は、大根やカブの葉の消費にはもってこいですし、
定番のニラ、キャベツ、白菜、等何でもありです。
いただき物の菜の花や、小松菜等を大量に入れる時もあるし、
ドクダミを入れたり、ねぎだけを入れたり、
もやしで嵩増ししたりすることもあります。
うちではねぎと生姜を必ず大量に入れますが、
ニンニクは基本的には入れません。
紹興酒と醤油、胡椒、片栗粉等も下味として少々入れます。
意外と入れない人も多いらしいのがキノコ。
うちではキノコは鉄板です。
舞茸、椎茸、エノキ、シメジ、エリンギ等、あるものでいいので何でも。
いつも具材が違うのに、いつもおいしくできるのは、
この豚肉、野菜(ねぎ、生姜必須!)、キノコ、のおかげだと思います。

もちろん好みの問題ですが、
夫も私もうちのギョウザが大好き。
市販の餃子を食べるとたいてい物足りなさを感じます。
(うちの方がさっぱりしているのに)
宇都宮餃子がおいしかったのは、うちの餃子に似ていたから?

いつも手袋をつけて捏ねます。
途中で何か(調味料を入れたり)するのも簡単ですし、
マニキュアが剥がれて混入したりすると困りますから。
手袋をはずしたい時は、具の中に指を半開き状態で抜くと、
写真のように手袋だけ埋まったままで簡単に抜けます。
(つまり、いちいち左手で引っ張ったりしないで済む、と言うことです。)

具の状態にもよりますが、この状態で、1時間くらい置いておいても
餃子同士がくっつくことはありません。
あまりに水っぽい具の時は、餃子同士は若干離しておきます。
下に敷くのはオーブンペーパーがベストです。
私はいつも、クッキー等を焼くのに一度使ったペーパーを使います。
ラップを敷くのは最悪です。
クルンと巻く餃子のもう一つの利点は、包む時間が短くて済むので、
置いておく時間も、より短時間で済むと言うことでしょう。
あと、皮の数に応じて具材の量を調節しやすいのもいいです。
もっとも、うちではうどん餃子を作るために、敢えて少し残したりしますが。

テフロンのフライパンで、このくらいずつ焼きます。
中火で油を少々入れた中に次々と入れて行きます。
餃子と餃子の間はわずかに隙間が空いています。
上からタラッとゴマ油をまわしかけます。
蓋をして下側を少し色づくくらい軽く焼きます。

お湯又は水を餃子が3分の1〜半分くらい浸かるくらい入れます。
蓋をして強火で蒸し焼きにします。

チリチリ音がして、水気がなくなったら出来上がりです。




夕食。

ニラ餃子
蓮根餃子
チーズうどん餃子 2012-01-12 - 明日もいい日和
キノコと豆腐のスープ(昨日のリメイク)
舞茸と椎茸の餃子

昨日のスープが辛みが強すぎて余ってしまったので、
薄めて鳥ガラスープを足しました。

餃子は焼くと膨らんでくっつきますが、
ゴマ油をまわしかけてから水を入れるので、
ひとつひとつのギョウザに油がコーティングされて、
簡単にはがれます。

とはいえ、冷めるとはがれにくくなるので、
残りそうな時は離しておきます。
この方法だと、うちの場合、同じ餃子を2回立てつづけに焼いて、
冷めかけの餃子の上に乗せてもくっつきません。