苺大福とうぐいす餅を持って、
叔母のうちへ行きました。
叔母の話によく出てくるお友達が
この数日泊っていると聞いたので、
ご挨拶できればいいなぁと思っていたけど、
入れ違いでした。
今日は、叔母のお勤め時代の話を聞きました。
叔母は、財閥系大企業の役員秘書を数十年していたのだけど、
その役員が、お公家さんで、
京都のお屋敷に呼んでくれたことがあって、
飛行機の席も取ってくれたそう(叔母はその時初めて飛行機に乗ったそう)。
広大なお屋敷には、使用人が15,6人もいて、
叔母は滞在中、お屋敷の中で迷子になったそう。
奥さまは皇室出身の人で、
翠簾(みす)の向こうに12ひとえのような着物姿で座っていらして、
使用人でも上位の人しか直接話しかけられなかったそう。
「ホントに~!?
それって昭和30年代くらいの話でしょう?
その時代にまだそんな人いたの~???」
「本当よ~!
今もまだそのお屋敷あるはずよ」
お土産に、千枚漬けやらお菓子やら、
高級昆布をたくさんいただいたそう。
…本当かグレーかは別として、
叔母の話は面白いのです。
夫は食事付きの講習会に出たので、
私の夕食は軽くお好み焼き。
食べ終わったころに帰ってきた夫は、
「コンビニ弁当みたいな食事は美味しくなくて、
ほとんど食べられなかった
君の美味しいごはんを食べなれちゃうと
ああいうものは食べられないね」
って、
夫もお好み焼きを食べました。