「ミス・シェパードをお手本に」

自宅教室の小学生の英語のレッスンは、
今日が今年最後。
クリスマス会として、
クッキーのアイシング(だけ)をしたり、
クリスマススティッカーをカードに貼って、
手作りドミノゲームを作ったりしました。

いつも元気なYUちゃんが、
学校で、足を骨折しちゃって、
来られなかったのが残念です。
YUちゃんのおうちは、マンションの4階で階段しかないから
おうちの人も大変だと思います。
明日は剣道の試合もあって、
市内の大会では優勝するくらい強いそうなのに、
お友達もとても残念がっていました。





夜は、夫とデート。


久しぶりに、映画を見ることにしました。

ハリーポッターのマクゴナガル先生でおなじみの
マギー・スミス演じる、ミスシェパードは、
ポンコツのバンで路上生活をする、
いわゆるホームレス。


あらすじでは、
親切な劇作家のアランが、
路上駐車で警察に警告を受けた彼女を
自宅の駐車場においてあげて、
そのまままさかの15年もそこに住まわせるうちに、
二人の間に絆が生まれる、
というお話なのです。
驚くべきことに、ほとんど実話なのですって!


確かにあらすじはその通りなんだけど、
もっとコミカルで楽しいお話かと思ったら、
このミスシェパードの失礼で偏屈で臭くて汚くて頑固なこと!
「自分は親切で彼女を置いているんじゃない、怠惰なだけだ」
というアランも、母親くらいの年齢の彼女を
見捨てることもできず、でもそのあまりに失礼な態度にムカついたり、
あまりに腹を立てて、危うく暴力をふるいそうになったりします。
でも、彼をはじめ、
この高級住宅街に住む人々が、ミスシェパードを受け入れている様子を見ると
日本ではありえないようなチャリティ(慈愛)の心と、
その人をそのままの形で受け入れてあげていることに
とても驚かされました。
私だったら、そんな風に接してあげられるかしら…

高度な教育を受けて、
修道院にいたこともあるミスシェパードの人生が
様々な出来事や周りの人の影響で、転落?させられていく様子も
怒りを感じたり、哀れでもあります。


私の好きな楽しいエンターテイメントではなかったけど、
いろいろ考えさせられる映画でした。
夫はこういう映画が好きだそうです。
それにしても、センスない邦題…。




映画の話をあれこれ肴に、
遅い夕食。



仙台の食材や地酒がいろいろあるお店で、
牡蠣や牛タン料理がおいしかったです。








人気ブログランキングへ