受付のバイト。
仕事が終わり、帰り道の途中で、
ちょっとした階段になっているところで、
うずくまるように倒れている人がいました。
すぐわきをよけながら階段を上り下りする人もいるし、
最初、ホームレスの人が寝てるのかと思ったのだけど、
小柄な女性みたいに見えるし、
心配になって「大丈夫ですか?どうされました?」
って声をかけたけど動かない!
近くにいる人に救急車を頼みました。
もっと耳を顔のそばに寄せて
「聞こえますか?大丈夫ですか?」
「体が動かない…」(めっちゃ小さい声!)
「どこか痛いところがありますか?」
「救急車は呼ばないで…家族が嫌がるから…」
「持病とかあるんですか?前にも倒れたことがあるんですか?」
「あります…」
「だったらなおさら、こんな冷たいところにいたら大変です」
って、背中をさすりながら、声をかけたんだけど、
結局、周りの人が呼んだ救急車がすぐに来て、
救急隊の人が代ってくれました。
その後、ご家族とも連絡が取れたらしく、
救急隊の人も「もういいですよ、帰ってください」
って私を含め、集まってきて人たち(野次馬)を
追い払うような感じだったので、
どうなったのか心配だったけど
そのまま帰ってきました。
それにしても、
倒れている人のわきを素通りするなんて、
みんな冷たいなぁ…。
私がどこかでばったり倒れても、
同じように周りの人は素知らぬふりで通り過ぎるのかなぁ…。
帰り道を歩きながら、
救急車呼ばないでほしいって言っていたのに、呼ばれちゃって
私の事恨んでいるかしら…
すごく顔近づけて話をしちゃったけど…
あの人まさかコロナで倒れていたわけじゃないよね…
いろんなこと考えながら帰ってきました。
夫が夕食作ってくれました。
きのこソースのサラダも、
クリームソースの肉団子も
ダッカルビ風、トマトのキムチチーズ焼きも、
白身魚のムニエルも
甲乙つけがたく全部美味しかったです!