山形旅行、最上川周辺

朝食は今日もブッフェ。

食後すぐにチェックアウトして、
娘をまた教習所へ送って行きました。




田んぼアートを見に、見盾へ。

廃校となってしまった小学校から
見ることができます。

本当は、屋上の展望台から見ると
もっとちゃんと見られるんだけど、
今日は、留守番の人しかいなくて
展望台への階段が(ロックされていて)
3階までしか上がれませんでした。
東京から嫁いできたというその係りの人と、
いろいろお話がはずんじゃいました。

道路から見ると、
なんだかよく分かりませんね。
うちでもいつもご飯に入れている古代米とかって
こうして葉も茎も黒っぽいんだ〜!




見盾から車で数分の、芭蕉が訪れた民家で唯一残っているという
封人(ほうじん)の家へ。

地元の小学生がたくさん来ていて、
一緒に説明を聞いちゃいました。

小学生が帰った後も、
管理をしてくださってる男性が、
わざわざお茶を入れて、
囲炉裏端で、芭蕉の句に関すること、
この地域の文化や生活のこと等、
いろいろお話しをしてくれました。

「蚤虱 馬の尿する枕もと」
まさにその句が作られたおうちです。
夫や私の年代では、「馬のしとする」って習ったけど、
その後芭蕉が自らルビをふった句がみつかって、
「馬のばりする」がただしいそうです。
しと、は人間が用を足すとき、
ばり、は大きな動物が用を足すときの
この地方の言い方なのだそうです。

もっと粗末な小屋を想像していたけど、
当時、庄屋の家でもあり、宿屋でもあっただけあって、
梁の太い、厩が3部屋?ある広いおうちです。

昨日泊まった瀬見温泉や新庄のあたりでは馬肉を好むそうだけど、
ほんの数十キロ離れたこちらの地域では、
馬は家族同然の大切な生き物なので、
死んでも、ちゃんとお墓に葬って、
食べたりしないそうです。

今日は小雨が降って寒かったので
囲炉裏の火が暖かで、熱いお茶がうれしいです。



その人のおすすめで、
近くの富山馬頭観音へ。

通りからは見逃してしまいそうな小さな路地の奥にあります。

残念ながら、普段はご開帳されていないそうですが、
手入れの行き届いた境内です。
若くてイケメンの、
目のキラキラしたさわやかな住職さん(?)が、
観音さまや、仏教のお話しをいろいろしてくれました。

樹齢600年にもなるという大きなトチノキもあり、
まわりに実がたくさん落ちていたので、
もらってきました。
(ちゃんと許可をいただきました)
リウマチにもいいんですって。
ご利益あるかな。




狭い地域を3つ回っただけなのに、
素敵な出会いがあり、
楽しいお話をいろいろ聞かせてもらったので、
帰るのがすっかり遅くなってしまいました。


遅いお昼。

道の駅やサービスエリアに寄りながら
帰路につきます。


イカソフト。
夫はまあまあだそうですが、
私的にはハズレ。


夕食。














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