午前中、ゆっくりブランチを食べてから、
夫と上野へ出かけました。
祝日でもある今日は、すごい人!
外国からの観光客も多いみたい。
お花見の準備のように、提灯や、出店がたくさん出ていたけど、
ソメイヨシノはまだまだつぼみが固そうです。
遠目に見たら、紅梅かと思ったら、
「寒緋桜(かんひざくら)」だそうです。
鈴なりに、下がっているのがかわいい。
こちらは1分咲きくらいだった「大島桜」。
上野の公園をちょっとぶらぶらしてから、東京都美術館の1階のカフェで、お茶。
私が頼んだ、「グレープフルーツと紫蘇のジュース」、
おいしかった!
今度、お菓子教室や料理教室で作ってお出ししようっと。
パフェは夫が食べました〜。
その美術館の地下1階で開催されている、
「新印象派展」。
夫も私も印象派〜フォーヴィスム、キュビスム辺りが好きなので、
楽しみにしていました。
スーラ、シニャック、レイセルベルヘ、アイエ、ピサロ等、
たくさんの作品が見られて、どれもきれいでしたが、
一通り観たあとのふたり共通の感想は、
「新印象派って、たくさん観ると、ちょっと飽きるね…」
わかりやすくてきれいなのはいいんだけど、
似たような作品がたくさんあるんです。
でも、一見の価値ありです。
その後は、同じ上野の森のはずれにある、
「黒田記念館」へ行きました。
黒田清輝作品「湖畔」。
切手にもなったこの作品は有名ですね。
残念ながら、この作品は展示されていませんでしたが。
爵位をもつ叔父の養子となり、
18歳の時にフランスに政治を勉強しに行った黒田清輝は、
その後美術に興味を持って、20歳から絵を学び始めたのだそうです。
でもそのデッサン力といい、センスといい、
日本における、洋画の父と言われるだけのことはあります。
彼の死後、その資産の一部で建てられたこの記念館には
常時、彼の作品が数十点展示されており、
無料なので、上野に行った時にはぜひまた来たいと思います。
上野公園内の「東照宮」にもお参りしました。
2011年に訪れた時は、修復工事をしていたし、
参道の石燈籠は、震災でいくつも倒れていたけど、
今はすっかりきれいになっていました。
その後、上野や御徒町をぶらぶらしました。
夕食は、初めて入った御徒町のタイレストラン。
私達好みのあまり甘くない味付けで、おいしかったです。
モツを使った料理とか、魚料理がいろいろあって、
初めての味も楽しめました。