E.T.M.研究会実践講座

東京代々木にあるオリンピック記念青少年センターにて
9、10日の二日間開催された
ETM(Education Through Music)研究会の
実践講座に参加してきました。

  ETMとは→2012-04-22 - 明日もいい日和


実践講座は、実際にETMを教育現場や
医療現場、子育て支援現場等で使いたい人達を
育成するための、ワークショップです。
日本全国から30名以上が集まりました。


9日は午前中は運営委員会による打ち合わせで、
午後から実践講座開講。
ETMは英語教育ではなく、
人格教育のためのメソッドなので、
使われる歌は英語ですが、
英語の教師だけでなく、
幼稚園や小学校、医療、福祉関係の
仕事をしている人たちが集まりました。
中には、ETMがとても好きだと言う一般の参加者の姿も。

午後中ずっとETMで遊んだリ、
実際にETMを使って指導している人の
現場のビデオを見たりしました。
なぜその曲を使うのか、
その遊びは子供(遊ぶ人)にとってどんな効果があるのか、
どんな声掛けやどんな遊び方をすれば
その曲が生きるのか、
参加者からも途切れなく質問が飛びます。



「ふじ」にて。


各自オリンピックセンター内で夕食をとった後、
宿泊棟のラウンジにほとんどの参加者が集まりました。
皆さんが持参してくれた各地のおみやげをつまみながら
夜中までETMで遊んだり、
おしゃべりに花が咲きました。




10日は朝からびっしりプログラムが組まれています。
全員で遊んだ後は
幼児向けの指導法を知りたい人と
小学生向けの指導法を知りたい人にわかれました。

午後は子育て支援や英語教育の分野で、
ETMができることをみんなで話し合ったり、
長く関わってきたリーダー達のいろいろな話を伺ったりしました。


参加者一人一人がたくさんの学びと経験を抱いて
また次回の再会を約束して別れました。
3月の24日からは大阪で3日間の
ETMキャンプもあります。
こちらは仕事と関係なく、
ETMを体験して楽しみたい人や
子供を連れた家族連れが参加して
朝から晩までたっぷり遊べる
すぐにいっぱいになってしまう人気のキャンプです。



「さくら」にて。右に写っているのは富士山。

運営委員は残って、
この実践講座の振り返りを行いました。

夜は宿泊棟で午前3時ごろまで
何人かで集まっておしゃべりしてしまいました!



今日、11日の午前中は再び運営委員会会議。
一人ひとりの活動や役割分担の報告や確認、
これからの予定を立てたりしました。


「ふじ」にて。

お昼を食べた後、オリンピックセンター
来年の予約を入れました。

名残を惜しみながら解散。


参加する前は、
足の調子は悪い(未だに伸ばせない)し、
義母のことも心配だし、
娘は受験まっただ中だし、
参加もためらっていました。
実践講座に参加はしても、
実際にETMをやるときは見学だけにさせてもらおう、
と思っていたのですが…

リーダーをしてくれた先生方や他の運営委員も
暮れに受けた肺の手術の後遺症で腕にまひが残ってしまったり、
風邪をひいていたり、
先日の雪で転んでしまって肋骨にひびが入ってしまっていたり、
ご両親の介護が必要な方もいます。
皆さん超多忙なスケジュールをやりくりして、
さまざまな心配事をひとまず置いて、
体調も万全ではない中を集まって、
素晴らしいリーダーぶり、仕事ぶりを発揮してくれていました。
足が痛いなんて言ってられませんっ(*_*;




夕方帰宅すると、
私がゆっくりお風呂に入っている間に
夫が夕食を作ってくれました。
3日間、お留守番ありがとう、ダーリン。