ロースト・ターキー・ディナー

 

ローストターキーの作り方についてご説明したいと思います。
(興味のない方は読み飛ばしてください。)


今回のターキーは6.5キロ。
おそらく一般のブロイラーの2〜3倍くらいだと思います。

まずは解凍から始めなくてはなりません。
冷凍で買ってきたら、この大きさでは冷蔵庫で3日くらい
置いておかないと解凍できません。
私は昨日の昼間から室温にしましたが、中心部はまだ凍ってました。

通常売られているターキーは中もきれいにされていて
からになったおなかに、首や内臓(ハツ、レバー、砂肝)が
袋に詰め込まれて入っています。

首は後で骨と一緒にスープを取ります。
内臓はそのまま小さく切って(何せ鶏よりかなり大きい)
グリルで塩ふって焼くのが一番おいしいです。

あ、おなかは空っぽのままでローストしてもいいのですが、
我が家のお気に入りはもち米スタッフィング。
前もってもち米と炒め玉ねぎ、ニンジンなどを
炊飯器で炊いて、もち米のピラフのようなものを作っておきます。
6.5キロのターキーなら2.5合〜3合くらい。

炊けたおこわをスプーンなどでおなかに詰めます。

私は手羽先の部分や、腿の部分をホイルで最初から
カバーしてしまいます。
6.5キロで3時間半〜4時間くらい焼くので、
特に手羽先は覆わないと焦げ焦げ、ガリガリ
食べるところがなくなってしまいます。
オーブンに入れる前にオイルを塗っておきます。
私は食品用使い捨て手袋をつけてぬりぬりします。

250℃で1時間、その後
てっぺんにもホイルを被せて(やけど注意)
180℃で3時間くらい。
スタッフィングなしなら2時間半くらい)

グレービーは、ターキーから出た肉汁を
(できれば耐熱性のカップなどに入れて、
上澄みの脂は捨てて沈んだ肉汁だけ入れる)
赤ワインをフライパンで沸騰させて少し飛ばした
中に入れて沸騰させる。
小瓶に水(半カップくらい)と小麦粉(大匙3〜4)
を入れてふたをしてよくシェイクして、
水溶き片栗粉の要領でフライパンの肉汁に
少しずついれてとろみをつける。
ざるで濾して出来上がり。
(味を見て塩)


アメリカ在住、お料理上手なゆうさんも
スタッフィングを入れるときと入れないとき、
味をつけるかけないか、等詳しいターキーの焼き方を紹介しています。
2012-11-18 - お料理ダイスキ!ニューヨークおうちごはん


ディナーです。

オートミールロール
厚揚げと生きくらげの煮物
海老グラタン
サラダ
エスカルゴ(市販の冷凍品)
グレービー
ポテトとブロッコリーのガーリック炒め
ローストターキー
もち米スタッフィング

切ってくれてるのはゲストのチャーリー。
アメリカ人、さすが、慣れてる!


デザート。

桑のティラミス
桃とヨーグルトのゼリー
ラズベリー・ショートケーキ
フルーツ(パイナップルと梨)
プリン
ビルスフード・チョコレートカップケーキ

参加者にモルモンの人がいたので
抹茶のティラミスじゃなくて
桑の葉茶を使いました。
桑の葉の有効な使い方については森下さんのブログをご覧ください。
2009-02-15
桑の葉茶は先日の八十八か所巡りで群馬の道の駅で
買ったものです。苦味がないのが逆に物足りないけど
おいしかったです。


パイナップルはバイクさんのブログで拝見した
剥き方で切ってみました!
http://d.hatena.ne.jp/baiksaja20120806
ちょっと深く切り過ぎてもったいないこと
しちゃいましたが、とげとげしたところが
全くなくなっておいしかった!