ミリィ・少年は空を飛んだ "The Boy Who Could Fly"

今週のお題「人に薦めたい映画」

ミリイ 少年は空を飛んだ [DVD]

ミリイ 少年は空を飛んだ [DVD]

1980年代のアメリカの母子家庭の高校生ミリィと
引っ越し先のお隣に住んでいる男の子エリックの
ちょっと不思議で切ないロマンチックな青春ファンタジーです。

お父さんが亡くなって、
お母さんと弟と新しい街に引っ越してきたミリィ。
お隣に住む同い年のエリックは、ハンサムだけど自閉症
話をすることができません。
エリックの両親は彼が幼いころに飛行機事故で亡くなり、
それ以来彼はいつも空を飛ぶ真似ばかりして、
アル中の叔父さんと暮らしています。

ミリィの弟は近所に住む悪ガキにいじめられ、
お母さんもなれない仕事に悪戦苦闘。
家事や料理を精一杯手伝っているミリィですが、
学校ではのけ者にされているエリックと仲良くしてほしいと
先生に頼まれる。
エリックは少しずつ心を開いていくようにみえましたが、
意地の悪い同級生もいるし、
ミリィとその家族には他にもつらい過去があるのです。
家族みんなストレスを抱えて生活していました。

そんなある日、ミリィは遠足先で橋から落ちてけがをします。
とても高いところから落ちてしまったのに、
幸い軽いけがで済みました。
病院で、ミリィはエリックと空を飛ぶ夢を見て彼は飛べるのだ、
彼が助けてくれたのだ、と思いましたが、
先生はそれは彼女と彼女の家族が抱える問題からの
現実逃避で見た夢だと言います。

普段は穏やかなエリックも、
施設に入れられてしまうと手の着けようがないくらい暴れてしまう。
嵐の中、一人で施設から抜け出して屋根裏部屋で泣いているエリック。
それを見つけて心を通わせるミリィ。

二人はお祭りがおこなわれている学校にいきましたが、
施設を逃げ出したエリックには追手が迫ります。
屋上まで追い詰められた二人。
果たしてエリックは飛べるのでしょうか?



私が初めてこの映画(というよりその時はビデオ)を見たのは
留学中のホームステイ先ででした。
80年代に作られたこの映画は、
CGもなく、特撮も今見るとかなり古臭いですが、
それでも主演のミリィを演じたルーシー・ディキンズのかわいくて愛らしいこと!
私は長いこと娘ができたら「ミリィ」と名付けたいと思っていたくらいです。
エリックも何とも言えない不思議な魅力があり、
ミリィの弟役の子もかわいい!
子供たちがそれぞれ精一杯生きていく様子が何ともいえず健気で
切ないストーリーですが、観終わった後に爽やかな気持ちになれます。

DVDも購入して持っていますが、
エリック役のジェイ・アンダーウッドの変わり様に
ガックリ………見たくなかった…。




夕食。

カツオとイカの刺身(夫購入)
棒餃子・ねぎとキノコ
棒餃子・紫蘇(うちで採れた)
棒餃子・海老とレンコン
ラーメン餃子
トウモロコシ(夫購入)

いつもは海老餃子は水餃子にするのだけど、
急いでいたので棒餃子にして焼いてしまった。
でもこれもすごーくおいしかった!