ETMインターナショナル・サマーキャンプ@国立オリンピック記念青少年総合センター

5日(日)にJさんを千葉市「花と緑の美術館」に案内した後、
オリンピックセンターに行きました。

キャンプは月曜日からでしたが、運営委員やチャイルドケア、
アートクラフト等のスタッフは土曜、日曜から
最終的な準備や、前泊する方たちのためにオリンピックセンター
来ています。


日本での活動の映像がない(公開できない)のが残念ですが、
このアメリカで行われたETMの動画と
同じように英語の歌で行われます。
日本全国、またアメリカからも集まってきた人々は、
みんなETM(Education Throug Music)、音楽を通して
さまざまな遊びや活動、また同時に想像力を育てるために
アートクラフトやストーリーテリング(素話)を楽しみに集まってくるのです。

もちろん英語を習いたい、英語でしゃべりたい、という人にも
楽しいキャンプですが、参加ファミリーの中には(特に大人)
「英語はさっぱり分からないのですが、参加してついていけるでしょうか」
という心配をしていらした方も何人かいました。
でももともと移民の多いアメリカで、
家庭的問題や、個人的問題をたくさん抱えた子供たち、
そうした子供達も自尊心を持ち、他人も認めてあげられるように、
また想像力や協調性、人と関わることで得られる幸福感を感じられるのが
ETMの魅力なのです。
今回のキャンプは、歌は英語ですが、それ以外は日本語ですし、
歌の内容もわかりやすく説明されます。
アメリカ人の先生方がリーダー(ゲームや活動を仕切る人)の場合も
必ず通訳が入ります。でもほとんどの場合、通訳がいらないくらい
その場の遊びの流れを崩すことなく楽しい活動が行われました。
「こんなに楽しく遊べるとは思いませんでした!」
と、子供だけでなく大人も遊ぶことの楽しさを知るのでした。



オリンピックセンターの昼食。
だいたいこんな感じ。




キャンプの一日は、

朝食
参加者全員(今回は3歳から高齢者)でのETМ遊び
年齢別に分かれてETМやチャイルドケアで遊ぶ
昼食
工作(アートクラフト)
年齢別ETМ
ストーリーテリング
全員でETM
希望者のみ振り返り
自由時間


だいたいこんな感じの構成です。
都内からの参加者を含め、ほとんどの方がオリンピックセンターに宿泊するので
朝食、昼食だけでなく、夕食を一緒に食べに行ったり、
午後のプログラム終了後にちょっとした都内観光に出かけたり、
夜のプラニング(参加者の状態や様子を見て翌日のプログラムの予定をたてる)に参加したり、
ラウンジでおしゃべりしたりしてETМ以外でも
楽しい交流が行われます。
もちろん大阪や各地での活動に参加して仲良くなった友達と
久しぶりに会えるのも楽しみの一つです。



2日目のアートクラフトで作った粘土で作ったマグネット。

もちろんみんな思い思いの好きなものを作ります。



5日間の楽しいキャンプは金曜日で終わりました。
準備や活動に尽力したスタッフだけでなく、
参加者の多くが、楽しい時間を過ごせたことに対して
感激のあまり泣いてしまう方がたくさんいました。
小学生高学年の男の子ですら何人か
「また来たいです、ありがとうございました」と泣いていました。

アメリカからの参加者も
「北アメリカで発祥したETМだけど、
アメリカで行われている以上に、もともとのETМの考え方や理念が感じられる
とても暖かくてまるで家族に迎えられたようなキャンプでした」
と絶賛されました。

今日は運営委員で残って、振り返りと来年以降の計画。
日本各地の運営委員がそろうのは貴重な機会なので
みんなでてきぱきと(?)さまざまな事案を決めていきます。
今回のキャンプはいろいろ新しい試みも多く、
懸念事項がいくつもあって心配されていましたが、
終わってみると参加者みんなが喜んでくれる、
とても満足のいく楽しい充実したキャンプになりました。
またみんなが喜んでくれるような楽しいキャンプが開けるように
スタッフ一同がんばります。







夕食。

オリンピックセンターまで車で迎えに来てくれた夫と一度家に帰ったのですが、
マッコリ飲みながらデートがしたい
というので近くの焼き肉屋さんへ。
留守中は夫が毎日仕事から帰って家族のために
夕食を作ってくれていました。
娘も家事や植え木の水やり等を手伝ってくれ、
(キャンプの2日目には顔を出しましたが)
家族の協力なしには成り立たないイベントでした。
私だけでなくスタッフ全員、理解と協力を惜しまない家族に恵まれています。
ダーリン、スイートハート(娘)ありがとう!