ターナー展

午前中の教会でのETMを終えてから、
夫と上野へ。

今日はちょっといろいろ心がざわつくことがあったのですが、
2、3日考えてみて、気持ちを整理してからアップしたいと思います。




上野駅の近くのタイ料理店でまずは昼ごはん。
夫はガパオ、私はカオマンガイを頼みました。
このお店の味付け、夫も私もかなり好き!
カオマンガイのタレにも多分パクチーの根から出汁をとっているみたい。

タイ人らしき店員さん、なぜか私には英語で話しかけてくる。
私ってどう見ても日本人にしか見えないのに…。






上野公園の中を歩きます。いい天気。


あちこち紅葉も綺麗です。



上野動物園の前の広場では、錦鯉の品評会をしていました。

すっごい大きい10キロ以上もありそうな鯉やら、
ポニョみたいな顔をしたのやら、

金銀のおめでたい色やら…

思わず各水槽をひとつひとつのぞき込んでしまいました。



今日のお目当ては、東京都美術館で開催されている
ターナー展」。

私はよく知らなかったのですが、
ターナーは英国最高の巨匠と称賛される、1775年生まれの画家です。
風景画を数多く描き、それまでの風景画のあり方を越え、
その独自の画風は後の印象派の画家にも影響を与えたと言われています。

ターナーの作品は水彩画も油絵も、
薄い絵の具を重ね塗りしていく、穏やかな画風で、
デッサンもしっかりしていますが、
当時は「ぼんやりした絵」だと言われることも多かったように
まるで焦点のあっていない景色をみるようなもどかしさもありました。
ただ、習作や完成していない絵も多かったので、
ターナー本人も、人の目に触れさせるために書いたのではない
作品も多数展示されていたのでしょう。

最近行った展覧会は、どれもそんなに混雑していなかったので、
気持ちよく観ることができましたが、
今日のターナー展は、けっこう混んでいました。
途中、私は、人いきれと暖房に耐え切れず、
観ないでとばしてしまった部屋もありました。



外へ出るとすっかり暗くなっていました。



夕食は御徒町の方へ出て、またタイ料理「トンカ―オ」。
…お昼にタイ料理食べて、逆にもっと食べたくなってしまった!
ここは以前にも来たことがあります。
家庭的で御手頃なお店です。
…でも以前よりちょっと全体的に甘めになったような…?